GE Rプレイヤーお馴染みのキャラクターも登場！ 続・新大陸の歴史

GE Rプレイヤーお馴染みのキャラクターも登場！　続・新大陸の歴史

大戦後，ベスパニョーラは新大陸への影響力を失った「NOCC」を正式に解体し，改めて「新大陸拓殖株式会社」を設立。GE Rプレイヤーにはお馴染み「リンドン男爵」を本部長に据え，ベスパニョーラの国益を主眼とした政策を新大陸へ課すこととなる。
　もちろん，こうしたベスパニョーラの方針は開拓民の強い反発を招き，大小さまざまな暴動，蜂起が起こり，そのたびにベスパニョーラの武力によって鎮圧されたのである。
　こうした流れの中，民主的統治を謳うベスパニョーラの逆手を取り，「グラナド・エスパダ人のための，グラナド・エスパダ」という政治的なスローガンのもと，新たな勢力が台頭してくる。それが，現在「シモン=アイェンデ」が率いる「共和派」だ。
　当初は共和派を黙認をしていたベスパニョーラであったが，次第に共和派への圧力を強めていく。それが反発を生みいっそう共和派の勢力を拡大させることとなってしまう……というのは世界史でもよく見る流れ。
　ついには共和派，ひいては新大陸・開拓民を力で押さえつけるのは不可能であると判断し，「新大陸人との和解・協力のもと，新大陸に暮らす人々の権利を守り・拡大する」ことを掲げ，新大陸と旧大陸の橋渡しを担う，中立的な組織である「王党派」が設立されることになる。さらに，ベスパニョーラ本国は，今回のアップデート「覇権戦争」のもう一人の主人公「ガブリエラ姫」を，友好の証として新大陸へと派遣するのである。
　こうした成り立ちを持つ共和派と王党派の二つの組織は，急速に新大陸全土に広がり，もはや新大陸拓殖株式会社では事態の収拾は不可能であった……。